そばつゆの作り方
「かえし」と「だし」を別々に作ります。
つゆを作るには、まず、「かえし」と「だし」をべつべつに作り、合わせます。
かえしは、2週間から1ヶ月くらい寝かせてから使うと、とても美味しい汁になります。
「かえし」の作り方
- 醤油600ccと砂糖90g(三温糖・ザラメ・上白糖・氷砂糖・グラニュー糖など)本味醂200ccを用意します。
- 鍋に醤油を入れて中火で煮ます。煮立つ直前の状態になったら火を弱め、砂糖を溶かし込みます。少しずつかき回しながら、完全に溶けるまで煮てください。
- 砂糖が溶けたことを確認し中火で暖め、沸騰させないように注意します。表面に黄色っぽい泡が浮いてきたら、表面の泡(あく)を取り除きます。
- 更に中火で暖めていくと、再度黄金色の膜が表面を覆うので、本みりんをそっと流しこみます。沸騰させないように注意し少しかき混ぜながら、再度泡立つのを待ち火を止めます。
- 冷暗所で自然にさまして出来上がりです
※1週間以上寝かせると、醤油の角が取れてまろやかな味になります。
「だし」の作り方
- 水1500ccとかつお節80g(かつお節厚削り)と昆布40gを用意します。
- 鍋に水と昆布を入れて弱火で煮ます。
- 沸騰直前に昆布をとりだして、かつお節をいれ、中火で煮ます。
- 表面にあくが出てきたら、丁寧にすくい取りましょう。
- 20分~30分くらい煮たらかつお節をこして出来上がりです。
辛汁(つけ汁)の場合
- だしの中に返しを注ぎ入れます。
- だし3に対して、返し1の割合で混ぜる。
- そのまま自然に冷ませば出来上がりです。
甘汁(かけ汁)の場合
- だしの中に返しを注ぎ入れます。
- だし10に対して、かえし1の割合で混ぜれば出来上がりです。
※ 「つけ汁」「かけ汁」ともに、つゆの濃さは、お好みがありますので、味見をしながら少しずつ混ぜることをお勧めします。