鰹節屋の枯本節を使ったシンプルなお雑煮

植田鰹節店のブログを開始して、鰹節のことや、おだしの事をご紹介をさせていただきます。お出汁を取るって大変~って思わずに、手抜きをしても美味しいおだしができる方法をお話ししますね。
今回は初回からして、もうすぐお正月ですので植田家の代々受け継がれているお雑煮のご紹介です。

鰹節屋のだしのきいたお雑煮

鰹節をかけたお雑煮

うちのお雑煮はすごくシンプル。子供のころは植田家のお雑煮が嫌いでした。 よそのおうちのお雑煮は、海老やお花に飾り切りされた人参や大根、お肉など豪華な中身のお雑煮に対して、植田家は、鰹節でお出汁を取って、お餅と青菜(小松菜)の上に鰹節をかけたお雑煮です。
見た目に地味でしたので、豪華なお雑煮が食べてみたいとずーと思ってました。 ところが大人になってからは、シンプルなこのお雑煮がとても美味しく感じるようになりました。不思議ですね。

お雑煮のレシピ(4人分)

エピソードのお雑煮のレシピは、
  • 水 1ℓ
  • 鰹節 40g~50g(お出しがメインのお雑煮ですので、贅沢に多めに使っています)
  • 小松菜 適量
  • お餅 適量 
  • 塩 小さじ1杯 
  • 醬油 大さじ1杯
家庭の味なので、ちゃんと測ってやっていません。ざっくりとした分量ですので、お好みで調節してください。
  1. お水から鰹節を入れ、沸騰寸前で火を止めます。
  2. 中の鰹節は絞って出します。(ここがちょっとひと手間ですね。お好みで出さなくても良いです)
  3. 焼いたお餅と青菜を入れて青菜に火が通ったらお椀によそい、上にたっぷり鰹節をかけて出来上がりです。
とってもシンプルですが、鰹節のお出汁がよく出てて、お餅がたくさん食べられますので食べすぎに注意。

使っている鰹節は枯本節

ここで使っている鰹節は、枯本節です。 お正月ですので(奮発して!)上にたっぷりかけてます。ぜひお試しを。